かくてアダムの死を禁ず
桃原グループの御曹司である主人公、桃原誓護は両親が死んで5年目の今日、愛する妹のために、憎き叔父と遺産について話し合おうと、山奥の修道院へと向かった。しかし、誓護達は周囲が黒い霧に包まれ、修道院内に閉じ込められてしまった。
そこへ現れた美しくも恐ろしい少女は、人界の法で裁かれていない、大罪を犯した罪人を地獄へ招待するためにきたというが・・・
欺瞞に満ちた空間
教誨師のアコニットはサイコメトラーEIJ○的な方法で、完全犯罪者を見つけて、地獄に招待する。その手伝いを主人公がする話。ただ、主人公達以外の登場人物全員が裏がありそうな人間ばかりなので、誰もが犯人に見えてきます。だからか、解かりそうで、解からない感じは先が気になって、気になって仕方なかったです。一気に読めました。でも、結末はさほど複雑なものではなかったですけどね。
三枚目主人公の魅力
シスコン主人公は良かったです。三枚目で、お調子者な感じですが、演技力や度胸があり、頭の回転が速く、急場での機転の効きようなどはすばらしかった。シスコンではあるが、妹に対する思いは彼の行動理念であり、決して安いものではなかったです。
アコニットは良質のツンデレ、しかし、独占厨の方達は注意
妹は横に置いといて、メインヒロインのアコニットは過去、男に裏切られたことがありそうな感じ。深い仲って感じはしなかったが。だが、アコニットは「おばかさん・・・」が口癖の良質のツンデレでした。高潔で、気丈な振る舞いをしてるけど強がってるだけで、裏切られたトラウマを抱える弱さがあるとことか見せられるとかわいいなって思いました。
主人公との関係もただの利害関係から、主人公の言葉がアコニットに嬉しいという感情を喚起させるくらいになります。まだ、友人やら相棒といった感じですがこの先が楽しみです。
その他の女性陣は主人公以外に好きな人がいるので、独占厨の方達は注意です。けっこう良いキャラもいるので、残念。
アコニットの過去が激しく気になるこの作品の評価は10段階で8です。
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- March 23,2007 00:00 AM
- taiza
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